2018年快眠ひろば総会
友野なお講演よりレポート
「睡眠力はカラダと心の健康力
睡眠環境・空間を整えて、今夜もぐっすり」
昨年の流行語大賞に選ばれた「睡眠負債」
経済損失効果は3,5兆円と言われます
医療費を合わせると5兆円を超えます
日本人は世界の中での韓国と並んで最睡眠時間が少ない国です
さらに睡眠時間は男性より女性の方が少ない
これは世界でもメキシコと日本だけです
短い理由は男性=仕事
女性=家事、育児、介護
日本の女性は忙しい=結局削る時間は睡眠になっている
この睡眠負債、本人に自覚がないことが一番大事なこと
多くの人は6時間眠っているから大丈夫でしょう・・と思っています
6時間睡眠を1週間で徹夜と同じくらい脳の認知機能が劣ります
4時間睡眠1週間で徹夜2日分と同じになります
チェックシート
◇休日になると平日のプラス2時間以上起床時刻が遅くなる
――体内リズムが崩れてブラックマンデー
◇午前中の会議で眠気に襲われる
――午前中眠くなるのは危険
◇ベッドに入ったら5分以内で眠る
――負債がたまっている。寝付くまで5~10分くらいが最良
◇ベッドの入っても30分以上は眠れない
――特に女性に多い。
◇起きたい時刻よりも2時間以上早く目覚め、そこから眠れない
――眠りの効率が悪い
◇夜中目が覚め、そこから眠れない
――年配者に多いけど、すぐに眠れれば大丈夫
◇よく眠れたという実感を持てない
◇すっきりした気分で起床できない
――眠りの質が悪い
◇日中の身体的、精神的な活動・意欲レベルが落ちている
◇日中の仕事や勉強に対する集中力が維持できない
――日中の活動のために眠るということが大事
ありとあらゆる悪影響が出てくる。脳、心、身体、行動
若いときに睡眠不足があるとのちになってうつ病になりやすい
睡眠負債返済の方法
毎日の寝る時間を1時間早める
お昼寝を取るルールがある
1、15時まで 2、20分以内 3、座り姿勢
4、罪悪感を持たない。日本ではお昼寝に対して罪悪感感情が強い
アメリカではパワーナップ、お昼寝によって力を生む
5、お昼寝前にカフェインを取る
――カフェインが効いてくるのは30分後からで4時間くらい効果がある
6、お昼寝は30分以内。認知症のリスクを避ける
お昼寝の効果は
気分をリフレッシュ、QOLの向上、心の健康法
心臓病のリスクを下げる、脳の疲労回復、
睡眠不足解消(お昼寝だけでは無理がある)
よい眠りの条件(多くの時間が取れない)
量×質=熟睡感
QOS=quality of sleep
睡眠上手=入眠力、深眠力、持続力、完眠力、起床力
寝返り上手
1、体温の調整
2、血流、体液の循環の促進
3、サイクルのスイッチ、ノンレム、レム睡眠のリズムスイッチ役が寝返り
4、筋肉の疲れをとる
5、骨盤のゆがみを矯正する。20~30回は寝返りをしている
6、ノンレム=深い眠りホルモンなどの生成
レム=脳の働き必要がある両方の眠りが大切
姿勢が大事
寝具が体に合っていないと不要な動きが増えるー熟睡感ななくなる
まず姿勢、ヨガでは天から糸で吊り下げられているような姿勢がいい
その次に深い呼吸、心を整える。副交感神経が多くなる
背面の形=6体型、人それぞれ=マットの重要性
体圧分散=姿勢を保てる敷がいい
睡眠「ビジネススキル」眠りがいい人ほど仕事ができる
睡眠と仕事は全く同じである
睡眠不足顔認証、相手に与える影響が違う
運動のパフォーマンスが上がる、技術や精神面がよくなる
けがも少ない、集中力がでる
最近の自己啓発は=睡眠への投資をしている人が多くなってきた
睡眠は肌トラブルが低い。ホルモンの関係
髪の毛のトラブルも多い。
睡眠不足で高価な美容液を使いうよりいい睡眠をとるほうがいい
美容液と同じ立ち位置
眠ることが一番のエステ
冷え
冷え性の人に眠れていないことが多い
ストレスが影響、物理的(気候など)春のように気温の変化が多いときはストレスがたまる
体温、肌と内臓の二つがある
手足が温まると内蔵の体温が低下=眠りにつく
温活
60~90分前の入浴
首(首手足)を温める
手浴、足浴
仙骨を温める=腰リラックス効果、下半身の冷えに効く
寝具環境の改善、睡眠五感
厚生省の12か条「健康づくりのための睡眠指針2014」
当店に資料あります
睡眠日誌の必要
当店にも睡眠日誌の取り方を説明した書物があります
1時間しっかり講義をしてくださいました
詳しくは当店までご連絡ください